お知らせ最終更新日:2023.11.09
沼田町空き家リノベーション・プロジェクト2023 ~3巡目~
工学部建築学科では岡本研究室を中心に、2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。2019年度には本学と沼田町との包括連携協定が締結され、これまで活動を継続しています。この活動の特徴は地域まちづくりへの貢献と、学生が実体験を通じて建築や地域と向き合う機会の創出にあります。
◆リノベーション作業3巡目
8月26日から30日に4泊5日で沼田町を訪れ、リノベーション作業3巡目に取り組みました。3巡目では、4年生有志1名と3年生有志3名が参加してくれました。
8月25~26日は、沼田町夜高あんどん祭り本番です。初日の作業はそこそこに、昼下がりから衣装を着用して夜高あんどん祭りへ参加しました。コロナ禍を経て本格開催となった祭り、町の人たちの祭りに掛ける情熱とその熱気を全身に受けることができました。
2日目からの作業にも気合いが入り、順調に進んでいきました。今回の物件では、アトリエのある移住体験住宅として室内に広い土間を設えます。土間にはコンクリートを打設するため、デッキプレート職人になった卒業生に応援をお願いしました。大きなトラブルもありましたが、卒業生のリカバーによりデッキプレート敷設が完了しました。ものづくりと向き合う場面に求められる真剣さ、プロの眼差しと技術とを目の当たりにする機会となりました。
札幌駅を出発
土間表面の高さを明記
あんどん祭に役場あんどん連として参加①
あんどん祭に役場あんどん連として参加②
今後の進め方を検討
それぞれの役割に没頭
担当部分の部材制作
卒業生のデッキプレート職人によるサポート