沼田町空き家リノベーション・プロジェクト2023 ~2巡目~News & Information

お知らせ最終更新日:2023.10.23
沼田町空き家リノベーション・プロジェクト2023 ~2巡目~

工学部建築学科では岡本研究室を中心に、2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。2019年度には本学と沼田町との包括連携協定が締結され、これまで活動を継続しています。この活動の特徴は地域まちづくりへの貢献と、学生が実体験を通じて建築や地域と向き合う機会の創出にあります。

◆リノベーション作業2巡目
8月7日から10日に3泊4日で沼田町を訪れ、リノベーション作業2巡目に取り組みました。夏休みに入った時期でもあり、3年生有志8名、1年生有志1名が参加しました。

初日は、初参加の後輩たちへ工具の安全な使い方をレクチャーしてから作業開始となり、沼田町役場建設課の一級建築士が進め方のアドバイスに来て下さいました。夕方からは、横山町長を囲んでの懇親会を開催し、学生らと役場の方々との親睦を深めました。

2日目の夜は、8月末に開催される夜高あんどん祭りのあんどんに紙を貼る体験をしました。リノベーション活動を超えて、地元の人たちや文化に触れる機会もこの活動の魅力のひとつです。

作業では、先輩たちが作業の方法や工具の使い方などを後輩に技術指導しながら取り組みました。毎晩、夕食が終わってひと段落すると、進捗状況の確認と翌日の作業に関する打合せを行います。全体のスケジュールを意識して人員を配置し、作業負荷を適度に分散しながら全体の進捗を管理することの大切さに気づくのは、まだ先になりそうな2巡目でした。


札幌駅を出発


役場の一級建築士によるアドバイス


町長を囲んでの懇親会


床を支える束石の設置


あんどんの紙貼りを体験


4年生による後輩への技術指導


毎晩開催される進捗確認と翌日の打合せ


2巡目も無事に終了

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