インターンシッププログラムInternship Programs

GIP(北海学園大学インターンシッププログラム)

学生が社会や職業との接点を見出し、適切な職業・職種を選択するための就職指導が「GIP(北海学園大学インターンシッププログラム)」です。2021年度は106社の企業・官庁の協力を得て、539名の学生をインターンシップ学生として輩出しました。

GIP 内容・スケジュール

プログラム項目・テーマ 内容
4月下旬 事前準備 事前ガイダンス インターンシップガイダンス実施 インターンシップの目的や心構え、プログラムの内容を説明
5月中旬 事前研修① GPS-Academic
フォローガイダンス
結果の捉え方を知り、"客観的に自分を見る"きっかけとする
5月下旬 事前研修② 目標設定 将来を描きながら働き方を考える講座。ワールドカフェで学生同士で自由に意見交換をする
6月上旬 事前研修③ 自己分析セミナー GPS-Academicを実際に活用して自己分析し、自分自身のキャリアを考える
6月下旬 事前研修④ 社会人講話 若手社会人から直接「働くこと」「仕事とは?」「生き方」を聞き、働くことを実感をする
7月中旬 事前研修⑤ マナー講座 社会人としての身だしなみ、言葉遣いなどの基本的なマナーを習得
事前研修⑥ 各種手続き インターンシップ参加までの手続きや準備に関する最終確認
8~9月下旬 インターンシップへ参加(夏季休業期間)
10月下旬 事後振り返り 事後研修① 成果報告会 GIP参加学生や受入企業などが一堂に集まり、「情報・ナレッジ共有と交流の場」を持つ
事後研修② 就活で活用するための講座 インターンシップの経験をもとに、企業研究や自己分析を深め、「自分らしさを仕事でどう生かすのか」を考える

GIPの3つのポイント

自分の将来を真剣に考える
「働く未来を考えてみる講座」「働く実際から働き方を考えてみる講座」「自己分析」など、社会や企業、社会人の視点からいろいろな情報を得て、視野を広げ、ぼんやりとした「将来の自分」にスポットライトを当てていきます。
自分に合う企業を知る
自分に合う「組織風土」「働き方」を知り、それを参考にしながらインターンシップ企業を選ぶことができます。自己分析も行い、自分の強みや課題を知り、その上でインターンシップに参加することが可能です。
みんなの経験を共有する

インターンシップ終了後、参加学生、参加できなかった学生、受け入れ企業・官庁などが一堂に会して「成果報告会」を実施します。

新卒採用人事担当者と学生とのグループワークなども行いながらの報告会となります。

成果を高める事前・事後研修

4月の事前ガイダンスに始まり、6回の事前研修で「働くこと」への実感や主体性を身につけ、自己分析、マナー講座なども行った上で、インターンシップへ参加。また、インターンシップでの経験を無駄にせず、その後の就職活動につなげるため、事後研修として講座や「成果報告会」を実施しています。プログラム全体を通して、インターンシップでの学びがより意義深いものとなります。

幅広い業種の道内外企業が参画

GIPに参画いただいた企業・官庁数は2021年度は106社。北海道内に限らず、全国の企業・官庁から申込みをいただいています。受け入れ企業・官庁は、製造業、卸売業、金融業、マスコミ、エネルギー、サービス業、IT業、官庁、自治体など多岐にわたり、内容もさまざまです。

参加学生の生の声

インターンシップ先
NTT東日本-北海道

宮木 優太朗YUTARO MIYAKI

  • 工学部 電子情報工学科 2021年参加
  • 北嶺中・高等学校出身

課題解決型営業をグループワークで体験。対話に必要なスキルを磨くヒントを得た

電子情報工学に関わり、業界研究でさまざまな企業を知る中で、IoTに興味を持ちました。そこで、日本の通信インフラやI oTを担うNTT東日本-北海道の取り組みについて学びたいと思い、5日間のオンラインインターンシップに参加しました。業務内容や各部門の役割などを知ることができたほか、同社が実際に行っている、地域や企業の課題を解決する「課題解決型営業」をグループワークで体験できたのがとても勉強になりました。お客様の情報をもとに仮説を立て、ヒアリング、ニーズの明確化、解決法の提案、合意を得るまでの一連の流れを通じて、理論的な考え方、相手が求めていることを知る聴き方、誤解やミスを生まないための伝え方など、対話に欠かせないスキルを磨くヒントをいただけました。また、OBに「就職活動の進め方」など、気になることを聞く機会を得られたのもよかったです。

インターンシップ先
グローヴエンターテイメント株式会社

中瀬 真夕MAYU NAKASE

  • 法学部 政治学科 2021年参加
  • 北海道札幌平岡高等学校出身

グループワークで新たな一面を発見。自信をもってアピールできる強みを得た

3日間のインターンシップで、結婚式のプランニングと、新規事業の提案に関するグループワークを行いました。オンラインでのディスカッションでしたが、対面のときと変わらず積極的に意見交換に参加するよう心がけました。結果、納得のいく提案ができたと自負しています。グループワーク終了後、人事の方から「チームのメンバーの個性を理解し、サポートしていた。また、臆することなくメンバーに自分の意見を伝え、チームの成功のために主体的に動いていた」というフィードバックをいただきました。メンバーからも「話しやすい雰囲気を作ってくれた」と言われ、新たな自分の一面を発見できました。今まで、自分の良いところがわからず、活かせるものは何かずっと模索していましたが、今回のインターンシップで、自信をもってアピールできる自分の強みを見つけられました。

インターンシップ先
小樽議会事務局

名古谷 響希HIBIKI NAGOYA

  • 法学部 政治学科 2021年参加
  • 北海高等学校出身

仕事に対する考え方や、得意不得意など、進路決定に役立つ自己分析ができた

実際に事務局を訪れ、会議への参加、議会場の見学、小樽市長や委員会の方々が質疑応答する様子を動画配信する手伝い、行政に提出する意見書の点検などを経験しました。帰りには、議会広報誌『おたる市議会だより』のインタビューを受けるという貴重な体験もさせていただけました。インターンシップに参加することで、ホームページやパンフレットからはわからない現場の雰囲気や仕事内容を知ることができるのはもちろん、実際に仕事を経験することで、自分の仕事に対する考え方、強みと弱点、得意と不得意を再確認できます。僕の場合、「与えられた仕事を終えてから、率先して他に何をするべきか」を考えるきっかけになりました。この経験によって視野を広げられ、将来、どのような道に進むかを決める指針になったほか、就職後の成長につながる自信も得られたと感じています。

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