インターンシッププログラムInternship Programs

GIP(北海学園大学インターンシッププログラム)

学生が社会や職業との接点を見出し、適切な職業・職種を選択するための就職指導が「GIP(北海学園大学インターンシッププログラム)」です。2022年度は112社の企業・官庁の協力を得て、418名の学生をインターンシップ学生として輩出しました。

GIP 内容・スケジュール

プログラム項目・テーマ 内容
4月下旬 事前準備 事前ガイダンス インターンシップガイダンス実施 インターンシップの目的や心構え、プログラムの内容を説明
5月中旬 事前研修① GPS-Academic
フォローガイダンス
結果の捉え方を知り、"客観的に自分を見る"きっかけとする
5月下旬 事前研修② 目標設定 将来を描きながら働き方を考える講座。ワールドカフェで学生同士で自由に意見交換をする
6月上旬 事前研修③ 自己分析セミナー GPS-Academicを実際に活用して自己分析し、自分自身のキャリアを考える
6月下旬 事前研修④ 社会人講話 若手社会人から直接「働くこと」「仕事とは?」「生き方」を聞き、働くことを実感をする
7月中旬 事前研修⑤ マナー講座 社会人としての身だしなみ、言葉遣いなどの基本的なマナーを習得
事前研修⑥ 各種手続き インターンシップ参加までの手続きや準備に関する最終確認
8~9月下旬 インターンシップへ参加(夏季休業期間)
10月下旬 事後振り返り 事後研修① 成果報告会 GIP参加学生や受入企業などが一堂に集まり、「情報・ナレッジ共有と交流の場」を持つ
事後研修② 就活で活用するための講座 インターンシップの経験をもとに、企業研究や自己分析を深め、「自分らしさを仕事でどう生かすのか」を考える

GIPの3つのポイント

自分の将来を真剣に考える
「働く未来を考えてみる講座」「働く実際から働き方を考えてみる講座」「自己分析」など、社会や企業、社会人の視点からいろいろな情報を得て、視野を広げ、ぼんやりとした「将来の自分」にスポットライトを当てていきます。
自分に合う企業を知る
自分に合う「組織風土」「働き方」を知り、それを参考にしながらインターンシップ企業を選ぶことができます。自己分析も行い、自分の強みや課題を知り、その上でインターンシップに参加することが可能です。
みんなの経験を共有する

インターンシップ終了後、参加学生、参加できなかった学生、受け入れ企業・官庁などが一堂に会して「成果報告会」を実施します。

新卒採用人事担当者と学生とのグループワークなども行いながらの報告会となります。

成果を高める事前・事後研修

4月の事前ガイダンスに始まり、6回の事前研修で「働くこと」への実感や主体性を身につけ、自己分析、マナー講座なども行った上で、インターンシップへ参加。また、インターンシップでの経験を無駄にせず、その後の就職活動につなげるため、事後研修として講座や「成果報告会」を実施しています。プログラム全体を通して、インターンシップでの学びがより意義深いものとなります。

幅広い業種の道内外企業が参画

GIPに参画いただいた企業・官庁数は2022年度は112社。北海道内に限らず、全国の企業・官庁から申込みをいただいています。受け入れ企業・官庁は、製造業、卸売業、金融業、マスコミ、エネルギー、サービス業、IT業、官庁、自治体など多岐にわたり、内容もさまざまです。

参加学生の生の声

インターンシップ先
株式会社北海道アルバイト情報社 株式会社ディスコ

宗像 彩音MUNAKATA Ayane

  • 経営学部 経営情報学科
  • 北海道大麻高等学校出身

ネットや紙の情報では分からないリアルな情報と体験が就活の力に

人と企業をつなぐ人材業界に興味があり、人材紹介・派遣や求人広告を手掛ける2社のインターンシップに参加しました。いずれも対面で開催され、幅広い業界や企業について学ぶ仕事研究セミナーや、自己分析を深めながら就活の予行演習にもなるグループワーク・ディスカッションのほか、求人広告の営業同行など就業体験ができる実践的なプログラム(計8日間)でした。ネットや紙の情報ではわからない情報が得られ、仕事内容や求められるスキルについて漠然としていたイメージが鮮明になりました。座学もためになることばかりでしたが、リアルなビジネスの現場で先輩社員の立ち振る舞いや話し方を実際に感じ取ることで、社会人としての心構えや仕事の進め方の一端を知れたことが一番大きかったです。敬語の使い方やマナーを学び直すきっかけにもなりました。インターンシップに参加するなら、参加目的を明確にしましょう。受け身で言われたことをするのではなく、積極的に取り組むことが大切です。

インターンシップ先
留萌市役所

斉藤 璃空SAITO Riku

  • 経済学部 経済学科
  • 北海道旭川永嶺高等学校出身

目指す仕事のやりがいや魅力を知り自分が働くイメージを具体的に描く

志望官公庁の一つである留萌市役所のインターンシップに参加しました。3日間で上下水道課、都市整備課、建築住宅課という3つの部署の事務作業や施設見学・巡回などを体験。職員の方々の生の声を聞き、業務に触れ、どんな風に地域に密着して働き、暮らしているのかを深く知ることができました。デスクワークのイメージが強かったのですが、庁舎外の現場に出て幅広い分野に携わったり、上司や同僚とチームで業務にあたったりするシーンも多く、それぞれの職員が自分に何ができるか考えながら、主体的に動いていたことに刺激と感銘を受けました。社会や地域に貢献できる仕事であることに加え、多岐にわたる業務に深くかかわり生涯にわたって成長できる魅力的な職種であると強く感じました。自分が職場の雰囲気に合っているか、自分の能力が通用するかどうか、そういった具体的なイメージを持てるようになるのがインターンシップの何よりの利点だと思います。自治体研究など事前準備をしっかり行って、実りあるものにしてください。

インターンシップ先
株式会社つうけん 株式会社アジェンダ

隈元 優成KUMAMOTO Yusei

  • 工学部 電子情報工学科
  • 北海道千歳高等学校出身

密度の濃い就業体験プログラムが「働くこと」の「解像度」を高める

将来はIT技術者として活躍したいので、IT関連の業界や業種・職種に対する理解を深め、自分の適性や能力についてあらためて考える機会にしたいと考え、北海道・札幌に本社を置くIT企業2社のインターンシップ(計8日間)に参加しました。システム設計やゲーム開発の一工程を体験するグループワークや、企業の課題解決につなげる新規事業・サービスについてのプレゼンテーションなど、プログラムの密度が濃く、IT業界で働くことへの"解像度"が一気に上がりました。不慣れなグループディスカッション・ワークに臨んだり、現場の最前線で働く社員の皆さんから手厚いフィードバックをいただいたりする中で、今の自分に足りない部分や能力が明らかになり、その後の学生生活や就職活動の取り組み方が大きく変わりました。インターンシップは志望する業界や企業について深く知る絶好のチャンス。参加しないと「分からなかった、知らなかった」という気付きがたくさんあります。早く動いて、経験を積むことに尽きると思います。

  • キャリア・就職支援 のコンテンツ