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民間企業への就職支援Private Company Applicants
民間企業に強い理由
本格的な就職指導は、3年生の4月の第1回就職ガイダンスから始まります。その後、4年生まで6回にわたって実施する基本ガイダンスのほか、適宜、フォローガイダンス等を開催しています。また、学生の就職意識を向上してもらうことを目的に、各種の就職支援講座を開講しています。さらに、就職希望者全員への個人面談の実施、履歴書・エントリーシートの書き方や面接トレーニングなど就活全般のきめ細やかな指導・相談に応じる体制を整えています。
こうしたキャリア支援センターのバックアップ体制に加えて、何よりも学生本人が早いうちから就職に対する意識を強く持っていることが本学の就職実績に表れています。
民間希望者への主な支援スケジュール
3年生前期 |
第1~2回就職ガイダンス 就活手帳配布 資格取得ガイダンス 就職支援講座実施(5月~12月) インターンシッププログラム(GIP)開始(4月~10月) アセスメントテスト実施・結果解説会(全員) インターンシップ(主に夏休み期間) |
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3年生後期 |
第3~5回就職ガイダンス 就活講座、就職講演会開始 個人面談(全員) 学内業界研究会 OB・OG訪問 ミナトコムジュニアによる支援開始 面接トレーニング 第1回学内合同企業説明会 |
4年生前期 | 第2~3回学内合同企業説明会 第6回就職ガイダンス |
4年生後期 |
第4回学内合同企業説明会 特別就職ガイダンス |
就職ガイダンスを通じて情報提供
3年生の4月から翌年6月まで、6回にわたって実施します。就職に対する心構えから具体的な選考試験の対策方法をタイミングよく伝えます。就職活動において活動方法やタイムリーな情報が重要になることは言うまでもありません。ガイダンスにて全て説明します。
個人面談により個々の状況把握と支援
就職希望者全員に「個人面談」を実施し、個別指導を行っています。近年、特に採用企業側が"人間性"を重視する傾向にあることから、「面接指導」「履歴書・エントリーシートの書き方指導」など就職全般の相談を含め、経験豊かなキャリア支援センタースタッフによる個別相談を受けることができる体制を整えています。
学内合同企業説明会により出会いの場を提供
採用企業と学生との接触の場として3月初旬から「学内合同企業説明会」を実施し、職業選択における情報確保の機会を学生に提供しています。製造・金融・流通・マスコミなどの各業界を代表する道内外の優良企業約500社から人事担当者を招いて、各業界の動きや特徴、仕事の種類などを詳しく解説します。
就職支援ポータルサイト「ミナトコム」でリアルタイムに情報提供
本学生のために立ち上げた、オリジナルの就職支援サイトが「ミナトコム」です。
本学に届いた求人情報をリアルタイムに確認できるのはもちろん、企業情報やOB・OG の在職情報なども閲覧することができます。
また、年間を通じて多数開催している各種就活講座の日時等の確認や、キャリアカウンセラーの資格を持ったスタッフによる個別相談の予約、先輩たちが体験した筆記試験情報や面接試験情報など「体験談」の閲覧などができます。
ミナトコムジュニアが後輩達の就活をサポート
就活生(民間企業志望者向け)への現役学生アドバイザーとしてキャリア支援センターが公認するサークルです。就活を終えた内定者が後輩に対し、実際の体験から就活の実情や流れを伝え、明確なイメージを持てるように同じ北海学園生の立場から支援します。個別相談やグループディスカッション、面接などのトレーニングを行っています。
学内就活講座&就職講演会で徹底的に対策できる
キャリア支援センター職員による就活講座は「筆記試験対策セミナー」「自己分析セミナー」「エントリーシート対策セミナー」「グループディスカッション対策セミナー」「面接対策セミナー」など年間延べ300コマ以上を開催。就職講演会は、外部から招いた講師による講演や、人事担当者によるパネルディスカッションを行います。
先輩たちの生の声
- 内定先
- 日立建機日本株式会社
伊藤 雄一ITO Yuichi
- 人文学部 日本文化学科
- 2024年3月卒
就職活動では、自分はどのような仕事をしたいのかを知るために、業界職種問わずあらゆる企業のインターンシップや説明会に参加することから始めました。また、私は物事を書き起こして記憶するタイプなので、就職活動に関して思い浮かんだことや考えたことはすぐにメモしておくようにしていました。それらの過程で好きな仕事や苦手な仕事、自分に向いていそうな仕事、やりたい仕事が具体的に見えてくるようになり、最終的に建設機械に関連する機器の販売営業ができる会社を中心に応募しました。インターンシップや説明会で得られた経験は、自己分析やエントリーシートの作成を進めるうえで非常に役に立ちました。面接の練習については、面接の際に緊張して何も話せなくなってしまう不安があったので、面接官に対して自分の伝えたいことを状況に応じて必要な分だけ伝えられるように、一人で何度もつぶやいてみたり、目線の高さや表情を意識して練習していました。また、私は何も経験していない状態の"一回目"が苦手なので、その弱点を克服するために「面接練習をしてもらう際は一人につき一回まで」と決めて練習をしてもらっていました。その際はキャリア支援センターの方々にも面接練習をしていただくことができ、本番での緊張を和らげることができました。就職活動に、誰もが認めるような正解はないと思います。やれることすべてに全力で取り組み、最終的に自分自身が納得できるものであるならば、それで充分です。皆さんの就職活動が、納得のいくものとなるよう祈っています。
就職活動の流れ
2年生~3年生 | 3月~6月 | 就活サイトに登録して就活について、自分に必要なこと、知っている企業についてなど調べる |
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7月~12月上旬 | インターンシップや会社説明会に参加。商社に週2回約4カ月の長期インターンシップに参加。志望業界と企業を絞り込んでいく | |
12月下旬~3月中旬 | 希望する業種で国内営業ができる企業を中心に、説明会やインターンシップに参加。志望する企業に早期選考の申し込みをする。合間を縫って面接対策、筆記試験対策を開始 | |
3月下旬 | 内々定をいただいた企業を総合的に判断して就職先を決定 |
- 内定先
- 株式会社大林組
熊田 有右KUMADA Yu
- 工学部 社会環境工学科
- 2023年3月卒
インターンシップは、主に業界研究を目的として、興味のある業界のIT系の企業と自分が学んでいる土木系の企業に参加しました。現場を経験することで、屋内で仕事をするI Tより、外で体を動かし人とのコミュニケーションを取る土木系の仕事が自分に合っていると感じて、インターンシップ以降はゼネコンに絞って就職活動を行いました。大林組を第一志望に選んだのは会社の規模が大きいこと。大きければより大きな現場に携わることができ、やりがいを感じられることが魅力でした。就職活動で苦労したのはエントリーシートを書くことです。文字数に制限がある中で自分の伝えたいことを簡潔に書くことに苦戦しました。大学の先生やキャリア支援センターのES添削を重ねました。面接も質問に対して簡潔かつ論理的に答えることが苦手で、友人と練習したり先生に見ていただいたりして対策して、後は本番の場数を踏むことでブラッシュアップしていきました。社会環境工学科には土木系の求人が多く来ていると聞いていましたが、就職活動を通して土木業界への就職はしやすいと実感しました。就職活動は早めに動き始める方がいいですが、貴重な大学生活を楽しみ、部活動やアルバイトなどいろいろな経験をすることも大事です。他の人と共に何かを成し遂げること、自分の考えを持つことは、就職活動はもちろん、今後の人生に役立ち、財産となることでしょう。
就職活動の流れ
3年生~4年生 | 8月~9月 | インターンシップに参加。IT企業3日間、ゼネコン5日間、ゼネコン3社の1日現場見学を経験 |
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11月~12月 | 大学の就活イベント、マイナビ等の合同説明会に参加 | |
1月~2月 | 会社説明会(ほとんどが1日で完結するオンライン説明会)に参加。道内外問わず現場見学に参加 | |
2月~ | エントリーシート提出開始 | |
3月 | 志望度の高い企業へエントリー開始 | |
4月 | 志望度の高い企業の面接 | |
4月末 | 第一志望の企業から内々定をいただく |