平成29年8月8日

平成29年8月6日（日）に発生した、北海学園大学清田グランド内でのクラブ活動の練習中に、経営学部3年斉藤純希君が熱中症と思われる症状で倒れ、病院へ救急搬送されましたが残念ながらお亡くなりになられました。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

教育現場で亡くなられたことを、管理者である北海学園大学長として、ご家族・ご親族の皆様に対し深くお詫び申し上げます。事故発生後、重大な問題と認識し、事実関係を確認したうえで、速やかに大学の説明責任を果たすべきところでしたが、ご遺族様へのご報告が第一と考え、本日まで大学で調査した内容をお伝えできなかったことを、この場を借りてお詫び申し上げます。

斉藤純希君の具合が悪くなってから、指導者・部員も出来る限りの努力を尽くしました。しかし、事故当時の対応の良し悪しに関わらず、一人の若者の命が奪われた事実は取り返しが出来ないことであります。大学としてこの事実を重く受け止め、今後このようなことを繰り返さないよう努力していかなければなりません。また、当日ともに練習をしていた部員の心の傷を少しでも癒すよう、ケアをしていきたいとも考えております。今後このような事態を起こさないよう、より一層の熱中症対策に取り組み、再発防止に努めてまいります。

北海学園大学　　　　　
学長　安　酸　敏　眞