板谷侑生さんの論文が、査読付き学術雑誌に掲載News & Information

教育・研究最終更新日:2018.03.05
板谷侑生さんの論文が、査読付き学術雑誌に掲載

2018(平成30)年2月28日(水)、経済学部経済学科4年の板谷侑生さん(札幌稲雲高校出身)の研究論文「人口減少下の北海道における一般廃棄物焼却施設の統廃合―GISを用いたコスト分析を通して―」が、GIS(地理情報システム)に関する全国学会である地理情報システム学会の機関誌『GIS-理論と応用』(査読付き)のデジタルライブラリに論文が掲載されました。

板谷さんは3年生の夏休みに浅妻裕教授(経済学部)と村中亮夫准教授(人文学部)が主導する本学と石狩市との地域連携事業に協力学生として参加するなかでGISに関心を持ち、その後、特別講義「地理情報システム論」(経済学部)を受講したり浅妻教授・村中准教授に指導を受けながら、関心を持っていた人口減少時代における北海道のごみ行政の問題点について研究を深めていきました。板谷さんは「GISは学生にも親しみやすく、自分が興味を持ったことについて表現するのに最適なツールだと思います。今後は、スキルとしてGISを学ぶとともに、それを活かすことのできる知識・発想力も身に付けていきたいと考えています。」と今後の抱負を語ってくれました。

本学では2018(平成30)年度から専門科目「地理情報システム論」(人文学部)、および特別講義「応用地理情報システム論」(経済学部)が新たに開講され、より一層、GIS教育・研究を推進して参ります。

機関紙掲載論文イメージ

2025 年の焼却施設位置と委託関係
注:塗分けは論文内の考察での区分ごとに分けたもの

人口増減率 2015 年~ 2025 年

人口密度 2015 年

焼却施設位置

ニュース・お知らせの一覧へ