図書・資料の紹介Introduction of Books and Documents

本研究所では、研究活動の一環として収集した資料を資料室に整理・保管しております。これらの資料は研究者、本学学生が利用出来るばかりでなく、全国の大学図書館および専門図書館と連動したレファレンスサービスも行っています。

  1. 図書:現在、日本語文献約14,500冊、外国語文献約4,700冊が利用可能。
  2. 雑誌:現在、和雑誌約550タイトル、洋雑誌約90タイトルが利用可能。

開発研究所所蔵資料の特色

従来は、主に開発問題に関する文献の収集を行ってきましたが、近年は、世界的視野にたったOECD(経済協力開発機構)資料やアジア経済関係資料の充実を図るとともに、国内的には、道内市町村史などの地域関係資料、行政資料(統計・白書等含む)、各種研究機関の研究報告書などの収集に力を注いでいます。

1.開発関連図書
本研究所は、北海道における「地域開発センター」としての役割を果たすため、地域開発理論関係はもとより、地域経済や産業分析、人口や雇用、社会・文化、自然・環境にいたるまで、地域に関連するものを幅広く収集対象としています。この他に、北海道新聞創設期からのマイクロフィルムが充実しています。
2.道内市町村史誌
北海道おける地域研究の基礎資料として、道内市町村の史誌を豊富に所蔵しています。また、北海道開発庁・北海道開発局、北海道東北開発公庫など北海道の開発に深く関わってきた行政機関の資料や、道内主要企業の資料なども併せて収集しています。
3.OECD(経済協力開発機構)発行資料
OECD(経済協力開発機構)とは、1)経済成長、2)開発途上国援助、3)多角的な自由貿易の拡大を目的に、日本を含む先進30カ国の加盟国に加えて、70カ国以上の活動参加国からなる組織です。現在、国際社会・経済の多様化に伴い、その活動範囲は、環境、エネルギー、農林水産、科学技術、教育、高齢化、年金・保険制度、といった広い分野に及んでいます。そこから発行される資料は、世界的視野での研究には欠かせないものとなっています。

※大学内のネットワークから利用できます。

4.アジア経済研究所発行資料

アジア経済研究所とは、世界への知的貢献をなすことを目指し、それぞれの地域に密着した知識を収集・蓄積し、開発途上国に対する深い理解を広く国内外に提供している研究所です。

そこから発行される、単行書、報告書・レポート、定期刊行物を収集しています。