お知らせ最終更新日:2025.07.16
生命工学科の学生が選抜した酵母を使用 クラフトビール『Lablogue』が完成
北海学園大学工学部生命工学科では、札幌市豊平区のブルワリー「TRANS BREWING」とのコラボレーションにより、クラフトビール『Lablogue(ラボローグ)』を開発し、2025年7月に完成しました。
本製品には、学生が研究の中で単離・選抜したオリジナル酵母が使用されています。
『Lablogue』は、Session IPAスタイル(アルコール度数3.5%、苦味指標[IBU]15)のクラフトビールです。IPAらしいホップの香りをしっかりと楽しめる一方で、低めのアルコール度数と軽快な飲み口により、暑い季節にもぴったりの、飲みやすい仕上がりとなっています。幅広い料理との相性も良く、日常のさまざまな場面で楽しめるビールです。
このビールには、生命工学科・新沼研究室の学生が研究活動を通じて選抜した酵母株が使用されており、発酵由来の香味を支える役割を果たしています。
商品名『Lablogue(ラボローグ)』は、Lab(研究室)、Log(記録)、Dialogue(対話)の3語を組み合わせた造語です。
学生たちの研究の軌跡や、日々の思考と対話の積み重ねを象徴する名前として、醸造を担当したブルワリーの皆さまにより考案されました。
ラベルデザインもブルワリーが手がけており、研究に取り組む学生の姿が描かれています。活動の様子が親しみやすく表現されており、プロジェクト全体の思いが込められたデザインとなっています。
本商品は、TRANS BREWING BEER STANDをはじめとする取扱店にて提供されており、実際に味わっていただくことができます。
今後も、学生による酵母の研究・選抜を継続し、地域と連携した実践的な学びを深めていく予定です。