人文学部卒業生が「第57回北海道新聞文学賞・詩部門」本賞を受賞News & Information

お知らせ最終更新日:2023.11.16
人文学部卒業生が「第57回北海道新聞文学賞・詩部門」本賞を受賞

本学人文学部日本文化学科の卒業生(テレングト・アイトルゼミ)の故永しほるさん(本名・大江翔太さん 2020年度卒業)が、25歳の若さで「第57回北海道新聞文学賞・詩部門」本賞を受賞しました。

大江さんは2020年度卒業研究コンテストでも「中原中也の作品における道化の表象」で優秀賞を受賞し、人文学部報「ヒューマン」17号にも掲載されました。
在学中は1部文学会に所属し、高校時代の友人たちとの同人誌『砂時計』でも活躍。印刷会社に勤務しながら、詩の朗読会などにも参加しているとのことです。

受賞作の詩集『壁、窓、鏡』(私家版)は、本学附属図書館2階「HGU出身作家コーナー」に収蔵されています。装幀や、詩のレイアウトも評価された詩集となっています。

●故永さんから一言
「コミュニケーションのための言葉とは少し異なり、言葉を用いて非言語的な感覚を表現できるところに詩の魅力があって、高校生の頃からずっと詩作を続けてきました。受賞した詩集は、出版社から発行した書籍でないからこそできた、一般的な本とは異なる造りになっています。ぜひ実物を手に取ってみてください。」

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