お知らせ最終更新日:2025.03.05
法学部 高橋義彦准教授が芸術選奨(評論部門)文部科学大臣新人賞を受賞
法学部政治学科 高橋義彦准教授が、著書『ウィーン1938年 最後の日々――オーストリア併合と芸術都市の抵抗』(慶應義塾大学出版会)で、2024年度芸術選奨(評論部門)文部科学大臣新人賞を受賞しました。
◆高橋義彦先生のコメント
本学で政治思想史の講義を担当している私が、芸術選奨という名の賞をいただいたことに驚いておりますが、政治史と文化史を横断的に捉える研究手法が、このような形で評価されたことを嬉しく思っています。この本を書き上げる研究環境を整えてくださった北海学園大学と関係者の皆さまに感謝申し上げます。
◆書籍紹介
『ウィーン1938年 最後の日々――オーストリア併合と芸術都市の抵抗』
1938年2月、ヒトラーの山荘ではオーストリア首相シュシュニクとの緊迫したやりとりが行われていた。
その後の、オーストリア独立を問う国民投票の挫折とナチスによる武力侵攻......。
独立を守ろうとする首相たちや、文化人や芸術家の抵抗や亡命を軸に、芸術都市ウィーンの緊迫した日々を描く。(法学部Webサイトより)
出版社:慶應義塾大学出版会
発行年月:2024年8月