年頭にあたって(新年のごあいさつ)News & Information

お知らせ最終更新日:2025.01.01
年頭にあたって(新年のごあいさつ)

新年あけましておめでとうございます。2025(令和7)年の年頭にあたり、ひとことご挨拶申し上げます。

今年は、1950(昭和25)年の北海短期大学設立から数えて、本学の創基75周年にあたります。昨年、結成70周年を迎えた本学同窓会が、『はじまりの10年』という記念誌を刊行しました。大学草創期に本学の学生であった方々が、当時の学生生活について語っています。部活動や行事など、今日につながる北海学園大学の文化が生み出されていく現場に立ち会った気がいたします。そして、何よりも印象的であったのは、学ぶことに対する渇望です。戦後間もない時代の青年たちにとって、大学で学ぶことは希望の源でした。「みんな、勉強がやりたいという気持ちに燃えていた。だから北海学園大学に助けてもらった。」第2期卒業生の神馬文男さんの言葉です。北海学園大学が、北海道における高等教育機関として担ってきた役割の大きさに、あらためて誇りと責任を感じます。

私たちは今、"新しい"「はじまりの10年」を迎えています。今年は、北海英語学校の創立から数えて140周年の年であり、10年後には150周年を迎えます。私たちはこの10年を、本学の新しい未来を築く10年としなければなりません。昨年は、大学改革の基本方針を定めました。その方針に沿って、着実に歩みを進めていきたいと思います。また、今年は、「第2期中期計画」のはじまりの年です。なすべきことはたくさんありますが、みなさまとともにそれを実現し、新しい時代の高等教育機関として、その役割を担ってまいりたいと思います。

昨年1年間私は、学生、教職員、そして卒業生のみなさまの、さまざまな場面でのご活躍に接し、大きな励ましをいただきました。それを力に、"新しい"「はじまりの10年」に臨んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

最後に、この1年がみなさまにとって幸多い年となりますことを、心よりお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

北海学園大学学長 森下宏美

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