お知らせ最終更新日:2024.10.07
建築学科 設計作品集Vol.30(記念号)発行
工学部建築学科の設計作品集Vol.30を発行いたしました。
建築学科1年生から4年生までの設計関係科目と卒業設計の優秀作品、また学外コンペ入賞作品、学外活動等を掲載しており、学生たちの作品制作に対する情熱が伝わってきます。
創刊30周年を迎えた今回の作品集は、記念号(赤い表紙)として発行いたしました。
30年の節目となる記念号として皆様のご記憶に残ることを願っております。
設計作品集は、大学図書館に配架しているほか、以下のページにも掲載していますので、ぜひご覧ください。
編集後記
―創刊30周年を迎えて―
本建築学科は1968年(昭和43年)4月に開設されました。その後27年の時を経た1995年(平成7年)10月に設計作品集第1号(1994年度の作品)が発行されました。そして、今年2024年(令和6年)は、開設後56年を迎え、10月に設計作品集30周年記念号(2023年度の作品)が発行されました。今回発行された第30号含めこれまでの設計作品集は、学科の歴史56年の半数以上の設計作品を蓄積してきたと言えます。これまで継続して発行することができたのは建築学科全教員の協力があってのことでした。あらためて関係者の皆さんに感謝を申し上げます。
作品集に掲載されている学生の成果は、その時代々々の本学科の歴史や学生たちの成長の過程を表してきました。これらの作品からは、建築の指向性や表現方法、そして学生たちの試行錯誤や努力を読み取ることもできます。このようなアーカイブの重要性は、今まで制作されてきた設計作品の原資料にもなりますが、最も重要なのは、諸先輩の作品を通して、それに続く後輩たちの成長の糧となっていることです。本学科学生の設計作品は、多様性がありとても創造性豊かで個性的です。そのような本学科らしさを後輩たちが継承することによって、より独創的な成果を生み出すことにつながっていくことでしょう。今後もこの設計作品集が学生の皆さんの成長に役立つことを願っています。(Y)