今年度は2つのプロジェクトを行いましたが、今回紹介するのは、よつ葉乳業株式会社様のSNSを用いたキャンペーンを考案するという課題です。具体的には、真に伝えたいメッセージ（会社の思い）をターゲットに伝えていくと同時にターゲットが興味を持てる情報を発信すること、その結果として既存フォロワーをコアユーザー（よつ葉のファン）に育て、さらに新規ライトユーザーを獲得することを目指したキャンペーン案を考えていきます。

プロジェクトは2021年7月から開始し、2つのチームがWebアンケート、グループインタビュー、企業訪問などのリサーチ活動を基にSNSキャンペーン案を考案していき、11月16日に提案の採用の可否を判断する審査委員会の前で最終プレゼンテーションの場に臨みました。当日は、いくつかのメディアの取材＊も入り、緊張感のあるプレゼンテーションの場となりました。最終的には、2つのチームのそれぞれの案の良いところを重ね合わせたキャンペーンを、特設サイト（下記リンク先参照）を通じて2022年1月より実施することになりました。決定後は、キャンペーンの実施を担う株式会社北海道博報堂様とよつ葉乳業様とのミーティングにも参加させていただきました。

学生たちは、数か月にわたるプロジェクトの過程で、社会で必要とされる実践的な能力を高める機会と同時にこうしたプロジェクト提案を行う上で大切なことを学ぶ機会を得ることが出来ました。またマーケティングの現場最前線に接し、多くの方から様々なご指摘を受けることで自分達のこれからの課題も多く見つけだすことができたのではないでしょうか。ご協力いただきましたよつ葉乳業株式会社様および株式会社北海道博報堂様にはこの場を借りて深く御礼申し上げます。