道の警戒ステージ移行に伴う本学の方針についてNews & Information

お知らせ最終更新日:2020.11.13
道の警戒ステージ移行に伴う本学の方針について

2020年11月13日
北海学園大学新型コロナウイルス対策本部
本部長・学長 安酸敏眞

 道は11月7日に「警戒ステージ」を2から3に移行させ、27日までを集中対策期間と定め感染拡大防止対策の強化を打ち出しました。これを受けて本学では、今後について検討を重ねた結果、次のような方針をとることとしましたのでお知らせします。

 本学では、8月に初めての感染者が出た後、10月に入り複数の感染者・濃厚接触者の報告がありました。それらはすべてHPで公表していますが、全部のケースについて、広範に詳細に当該学生の行動履歴を調査し、保健所の判断では濃厚接触にあたらなくても少しでもリスクがあると考えられる場合は直ちに自宅待機を指示し、できる限りの感染拡大防止措置を講じてきました。教職員の努力と学生のみなさんの協力のおかげで、今のところ学内での感染はまったくありません。
 道内でこれだけ感染が拡大している状況では、誰にも感染のリスクはあり得ますし、感染したことを責めることはできません。私たちができるのは、それを学内で広げないということです。そのために、入口には自動式消毒液、サーモグラフィー、ハミングバードセンサーを設置し、行動経済学ゼミの協力を得てナッジ効果のある掲示を行っています。教室は必ず1メートル以上の距離をとれる感染防止対策人数の座席数とし、消毒・換気を励行しています。それでも残念なことに感染者や濃厚接触者が出た場合には、前述のように慎重の上に慎重を期した措置をとっています。これらの対策をとりながら、本学では受講者の意向に配慮しつつ担当者の裁量で、対面授業・ハイブリッド授業・オンライン授業を実施していきます。
 とはいえ、学生のみなさんはさまざまな事情をもっていますし、現在の感染状況に強い不安を感じている人がいることも理解しています。現在でも、特別な事情のあるみなさんには、不利益のないよう配慮を行っていますが、感染状況が沈静化するまでのしばらくの間、登校できない・登校したくないと考える場合は、科目担当者に申し出てください(連絡方法は、LMS【重要事項】に記載されています)。担当者によって方法は異なりますが、対面授業に出ないことで学修に支障が出ないよう対応します。
 国や道の方針と状況を注視しながら、学生のみなさんの声に真摯に耳を傾け、感染防止対策を講じながら学修の質を維持していきたいと考えています。ご理解とご協力をお願いします。

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