新型コロナウイルス感染症拡大に関する学生緊急支援についてNews & Information

お知らせ最終更新日:2020.04.28
新型コロナウイルス感染症拡大に関する学生緊急支援について

在学生・保証人の皆さまへ

北海学園大学 学長 安酸敏眞
北海商科大学 学長 森本正夫

 今般の新型コロナウイルス感染症拡大により、在学生・保証人の皆さまには多大なご心配とご不便をおかけしていることと存じます。大学としても三月以降さまざまな施策を行ってきましたが、刻々と変化する状況にそのつど対応することを優先してきましたので、皆さまへのご説明が後回しになったことをまずお詫び申し上げます。
 北海学園大学は4月7日の授業開始予定を4月15日に延期し、また、北海商科大学は4月8日の授業開始予定日を4月13日に延期し新学期をスタートいたしましたが、国の「緊急事態宣言」の発出と北海道の「特定警戒都道府県」への指定、さらには北海道知事による4月20日から5月6日までの間の大学の休業要請を受け、目下、両大学とも一切の対面授業を取りやめ、オンライン授業(遠隔授業)のみを実施しております。しかし予想外の緊急事態でもあったことから、大学のネット環境の整備が追いつかず、また学生の皆さんの自宅でのネット環境を調査する時間もありませんでしたので、一部に不都合が生じているようです。すみやかに改善努力をいたしますのでご容赦ください。
 両大学とも、通常の対面授業が開始できる状況になれば、その段階で教室での対面授業に移行する方針ですが、現時点ではいつからそれが可能となるか見通しが立ちません。それゆえ、連休明け以降も5月31日まで、感染症拡大を予防するために、引き続きオンライン授業のみを行うことを決めた次第です。しかし状況次第では、その期間がさらに延長される可能性すらあります。
 このような状況を受け、学生の皆さんが支障なくオンライン授業に取り組むことができるように、また安心して学業を継続していけるように、次のような対応を行うことといたしました。

1.オンライン授業のための環境整備支援金の給付について
 両大学とも対面授業を基本としていますので、緊急事態宣言が解除されて通常授業が可能となり次第、教室での対面授業に移行いたしますが、いつまで今の状態が続くかわからない状況のなかで、オンライン授業環境の整備と円滑な授業運営が至上命題であると考え、総額約5億円の緊急支援策を講じ、全学生(2020年度一年間休学するものを除く)に一律に50,000円の給付金を支給いたします。これによって各自のネット環境の整備をしてくださるようお願いいたします。なお、給付方法は決まり次第すみやかに大学ホームページ等でお知らせいたします。いましばらくお待ちください。

2.授業料の納入期限の延長について
 4月20日を納入期限とした本年度の学費の納入につきましては、「延納手続き」をとっていただくことによって、納入期限を7月末まで延ばすことができます。会計課までお問い合わせください。

3.既存の奨学金等の支援
 上記以外にも、従来からある各種の給付型の奨学金を迅速に活用することで、経済的に困窮している学生の支援となるべく、最大限の努力をいたします。

4.その他
 オンライン授業の本格的開始に伴う、さまざまなトラブルに対応するため、北海学園大学では既設の「ヘルプデスク」に加え、学生による「学生テクニカルサポート体制」設置を検討していますし、北海商科大学では担当部局がサポートしています。
 また、外出自粛の緊急事態下で心身に不調を感じる学生のみなさんのメンタルケアのため、北海商科大学では「カウンセリングルーム電話相談」を実施していますし、北海学園大学では「学生カウンセリング室における電話相談」を準備ができ次第開始する予定です。

 今後も、必要に応じ、上記に加えて、さまざまな支援策を検討・実施してまいる所存ですので、何卒よろしくお願い申し上げます。

以上

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