本学と沼田町の包括連携協定を土台として、工学部建築学科では岡本研究室を中心に、空き家をリノベーションする活動を行ってきました。今年度は、JR北海道のご理解とご協力を得て、石狩沼田駅リノベーション・プロジェクトが始動しています。地域まちづくりへの貢献と、学生が実体験を通じて建築や地域と向きあう機会の創出が、この活動の特徴です。

◆これまでの活動
4月27日（火）に石狩沼田駅舎の実測調査を行いました。実測調査は、リノベーションする空間のイメージを具体的に検討するうえでとても重要な取組みです。実際の建物を詳細に記録する経験は初めてで、苦労する場面も少なくありませんでしたが、スケール感を携えてイマジネーションを高める機会にもなりました。
その後、約１ヶ月かけて提案を練り、6月11日（金）にプレゼンテーションを実施しました。新型コロナウイルス対策のため、Zoomを用いてオンライン開催です。町長・副町長をはじめ関係部局の各課長および関係職員の皆様にご参加いただきました。
２つの案を説明したのち、沼田町の皆さんに投票いただいて、実現を目指す案を決定しました。現在は、決定した案を具体化するためのブラッシュアップに取り組んでいます。

石狩沼田駅舎実測にあたって

石狩沼田駅舎実測を終えて

横山町長にご挨拶

★プレゼンテーションの様子

（横山町長よりご挨拶）

（菅原副町長より締めのご挨拶）