お知らせ最終更新日：2022.10.14
沼田町空き家リノベーション・プロジェクト2022～リノベーション活動・2巡目～

工学部建築学科では岡本研究室を中心に、2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。2019年度には本学と沼田町との包括連携協定が締結され、これまで活動を継続しています。この活動の特徴は地域まちづくりへの貢献と、学生が実体験を通じて建築や地域と向き合う機会の創出にあります。

◆リノベーション活動・2巡目
8月3日から3泊4日で沼田町を訪れ、リノベーション活動の2巡目を実施しました。
2巡目からは、採用となった空間デザインの実現に向けた各所の部材制作や施工の作業が中心となりました。1巡目に引き続き、追加の柱、筋交い、小上がり、移設する階段の踊り場、屋根断熱の施工などにも取り組みました。
週末には、過去のリノベーション活動に参加した卒業生2名が助っ人として参加しました。
既存の構造形式が担っているそれぞれの役割、施工する部分との兼ね合い、力の伝わり方など、制作・施工を通じて、講義・教科書で学んだ知識が実感をともなう理解へと深まっていきました。また、沼田町では3年ぶりに夜高あんどん祭りを開催する段取りとなっており、あんどんの色つけも体験させていただくことができました。