火災が発生したらDisaster Prevention Guide

【学生向け】火災発生時の行動フローチャート

火災発見
まず最初に
  • 大声で周りの人に火災を伝える
  • 近くの非常用ベルを押す
  • 119番へ通報し、豊平校舎、山鼻校舎にある受付(防災センター)や事務室に連絡する

炎の大きさが天井に...
到達している場合 到達していなく、発火から3分以内の場合
※炎の大きさ・時間はあくまで目安です。
直ちに避難

避難時
原則として
  • 冷静に行動する
  • エレベーターは使用せず、階段を使用する
  • 屋上や上階へは避難しない
  • 煙を吸わないよう姿勢を低くし、ハンカチやタオルなどで口と鼻を覆う
  • 一度避難したら、引き返さない。

状況別 避難行動

火災を発見した場合

  • 大声で周りの人に火災を知らせてください。
  • 迷わず非常用ベルを押してください。
  • 119番へ通報し、豊平校舎、山鼻校舎にある受付(防災センター)や事務室に連絡してください。
    その際「場所はどこか、何が燃えているのか、けが人はいるか」を的確に伝えてください。
  • 発火から間もない、もしくは発見時炎が小さい時は消火設備を使用し初期消火をしてください。
    炎の大きさは「天井に到達しているか」が目安となります。
    危険だと感じた場合は直ちに避難してください。
避難時

  • 避難時は冷静に行動してください。
  • エレベーターの使用は危険です。絶対に使用せず、階段で避難してください。
  • 屋上や上階への避難はおこなわないでください。
  • 煙が充満している場合は、服装や持ち物にこだわらず、姿勢を低くし、ハンカチやタオルなどで口・鼻をおおい、避難してください。
  • 一度避難したら戻ることは危険です。絶対に引き返さないでください
  • 避難時、延焼を防ぐため、燃えている部屋のドアは閉め、空気を絶ってください。
  • 視聴覚障害者や外国人については、担当者が対応します。最寄りの職員に報告してください。
  • 負傷した方や逃げ遅れた方を目撃した場合は、豊平校舎、山鼻校舎にある受付(防災センター)や事務室に連絡してください。
  • 避難経路については、非常放送をよく聞き、火災元及び直上階の通行は避けて避難してください。

一時避難場所

災害が発生し、避難が必要な場合に校舎内で一時的に退避して身の安全を確保する場所です。災害場所を避けながら、避難してください。災害の状況により一時避難場所を封鎖または変更する場合は、館内放送や担当者から指示があります。

豊平校舎

北海高校サッカー場および野球場

豊平校舎

山鼻校舎

敷地内駐車場

豊平校舎

消火設備の設置状況

消火設備の設置場所

学内の消火設備は、消防法の基準に基づき以下の範囲に設置しています。
火災を発見し、初期消火が必要な場合は、近くにある消火設備をご使用ください。

  1. 消火器
    ▸各校舎の階ごとに歩行距離20m以内の範囲に配置されています。
  2. 屋内消火栓
    ▸各校舎の階ごとに水平距離25m以内の範囲に配置されています。
消火設備の設置パターン
①消火器(埋め込み型) ②消火器(スタンド型) ③消火器(壁掛け型)
埋め込み型 スタンド型 壁掛け型
④1号消火栓 ※2人以上で使用 ⑤2号消火栓 ※1人でも使用可
1号消火栓 2号消火栓
⑥1号消火栓 + 消火器
1号消火栓+消火器

消火設備の使用方法

消火器の使用手順

消火器は、初期火災の消火を行うための消防用設備です。

1.安全栓を引き抜く 2.ホースをはずし火元に向ける
安全栓を引き抜く ホースをはずし火元に向ける
3.レバーを強く握る 4.火元に向けて放射する
レバーを強く握る 火元に向けて放射する
  • 消火器の消火できる目安は「火が天井に届く前」までです。
  • 火元にいきなり近づくのではなく、ホウキで掃くような動きで徐々に近づいてください。
  • 近づく際には姿勢を低くし、煙や炎から身を守ってください。
  • 室内で使用する際には、必ず出口(退路)を背に使用してください。
  • 屋外で使用する際には、風上から使用してください。
  • 放射時間はおよそ10~15秒で、放射距離はおよそ3~5mです。
  • 消火剤の噴射後は、レバーを戻しても途中で止めることはできません
屋内消火栓の使用手順(1号消火栓)

屋内消火栓は、非常に効果的な初期消火用設備で、消防隊だけではなくどなたでも使用できます。
ただし、1号消火栓は2名以上で使用してください。

1.起動ボタンを押す 2.ホースを延長する
ポンプが始動。
表示灯が点滅、ベルが鳴動します。
ホースを箱の中から出します。
協力者はノズルを持ち、火元へ向かいます。
3.開閉バルブを開く 4.放水する
バルブを開き、送水します。
協力者はノズルをしっかりと握り、放水に備えます。
水圧に耐えられる姿勢をとり、放水します。
  • 消火栓の使用可能時間は、おおむね20分です。
  • 注水の必要がなくなったときは、速やかにバルブを閉めてください。
  • 放水中は絶対にノズルから手を離さないでください。
    ノズルが上下左右に大きく振れてケガをする恐れがあります。
  • 学内には「1号消火栓」の他に「2号消火栓」も設置してあります。
    2号消火栓の使用手順は1号消火栓と基本的に同じですが、一人で使用できるようホースが取り出しやすくなっています。
  • その他の使用方法は、消火栓本体に表示されていますので、使用前に確認してください。