経営学部浦野研教授が5名の研究者と共同で執筆した『英語教育のエビデンス：これからの英語教育研究のために』（研究社）が2021年9月に出版されました。

日常生活においてもよく耳にするようになった「エビデンス」ということばですが、研究や政策決定の場においては「エビデンス」は単なる「証拠」という意味ではなく、より厳密に定義されるべきものです。本書では、英語教育研究におけるエビデンスはどうあるべきかを論じ、エビデンスをどう評価するか、エビデンスをどう産出するか、さらにエビデンスをどう活用するかについて検討し、英語教育をエビデンスに基づいたものにするための提案を行っています。

本書は、中部地区英語教育学会の課題別研究プロジェクト「英語教育における『エビデンス』: 評価と活用」および科研費挑戦的萌芽研究「英語教育におけるエビデンスの産出・活用モデルの構築（16K13259）」、同じく基盤研究 (B) 「成果変数の規格化による英語教育研究の体系化と政策的エビデンスの創出（20H01280）」の研究成果の一部をまとめたものです。

研究社サイト：https://books.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-41105-3.html